「なんで、足ってむくむんですか?」よくご質問を頂きます。
むくみとは、皮膚の下に水分が余計に溜まった状態です。顏もむくみやすい場所ですが、もっとも起こるのは、なんといっても下半身(足)です。
体内の水分も、重力に従って下に下がりますので、身体の一番下にある足がむくみやすいのは当然でしょう。
むくみの原因は様々です。長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしは勿論ですが、冷えによる血行不良や運動不足、塩分やアルコールの摂り過ぎ、また、病気や老齢でも起こりやすくなります。
原因によって、対処法は様々ですが、すべてに共通している対策もあります。
それは、足を高く挙げて、足首や足の指を動かすことです。
足を高く(できれば心臓より高く)してあげることで、重力を使い、足の水分を心臓の方に戻しやすくします。
さらに、動かすことで、足周りの筋肉がポンプのように働いて、血液の流れを良くします。
そもそも、ふくらはぎの筋肉は“第二の心臓”と言われるほど体内の重要なポンプで、身体の下から心臓のある上の方へ血液を戻す役割があります。
血液のほとんどは水分なので、この流れを良くして、足の水分溜まりを改善するのです。
温めてあげると、さらに良いでしょう。
最近、むくみ予防のストッキングなども普及しておりますが、できるだけ自然に解消したいものです。
足がパンパンにむくんで、重たくなったときには、ぜひ試してみてくださいね。
『ゴキブリ体操』も良いかも(^_^)v