機能強化の治療院

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院長コラム

第34回『肩関節脱臼』

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身体の中でもっとも脱臼しやすい関節...それが“肩関節”です。これは構造的な特徴に由来します。肩関節は、身体のもっとも外側にでっぱっていて、身体中の関節の中で最も可動域(かどういき:動く範囲のこと)が広い関節です。そのため、でっぱっているからこそ何かにぶつかったりしやすく、また、広い範囲に動くからこそ骨の噛み合わせが少ないため脱臼しやすいのです。肩の脱臼は、直接肩をぶつけて起こる場合と、手を衝いたりしてなど、他の部分から力が肩に伝わってきて起こる場合があります。どちらにしても、力がかかった方向によって脱臼する方向も決まり、ほとんどの場合は後方から力が加わって、上腕骨(じょうわんこつ)が“前方”へ脱臼します。この場合、傷めた人は決まった姿勢をとります。脱臼している肩側に頭を傾け、脱臼している腕を逆の腕で抱えるように支える姿勢です。例えば、誰かが転んで身体の後側に手を衝いて、その直後から強い痛みを訴えながらこの姿勢をとったとしたら、それは脱臼の可能性が高いと言うことです。

ただし、決めつけはいけません。脱臼ではなく、骨折の場合もあるからです。まずはこの鑑別が必要です。レントゲンを撮れば一目瞭然ですが、怪我した時にすぐに撮影できない場所にいることも多いものです。簡単に、鑑別方法をまとめてみると、

《肩の脱臼と骨折の見分け方》
①肩のふくらみは?・・・・・脱臼では消失、骨折では膨張(時間とともに)

②上腕骨骨頭(※)の位置は?・・・・脱臼では鎖骨の外側の下付近、骨折では正常位置 ※上腕骨骨頭(こっとう)とは、上腕骨の上端で肩関節をつくる部分

③腕を動かせるか?・・・脱臼は自力でも他力でも動かせず、骨折は動かすことはできる

④痛みは?・・・・・脱臼ではずっと痛むが、骨折では安静に出来ていれば痛まない

と、違いがあります。脱臼と骨折では最初の応急処置から異なります。

骨折の場合はひとまず安静で冷却しますが、脱臼の場合はそのまま冷却すると筋肉が硬直して、関節が元の位置に戻りにくくなってしまいます。その為、関節がはまってからの冷却となります。ひとまず、ここだけは見極めて、迅速に専門家のもとに向かいましょう。

-院長コラム

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